アレは私がまだ中学生だった頃です
ゲーム自体をやったことが無くても なぜかみんな犯人の名前を知っているゲーム
『ポートピア連続殺人』をつくった堀井雄二氏が
新たなパソコン用アドベンチャーゲームを発表しました
それが
『北海道連鎖殺人・オホーツクに消ゆ』
しかし私がその存在を知ったのは 発売後しばらくたってから
山下章の
チャレンジ!!パソコンアドベンチャーゲーム&ロールプレイング
を読んだときでした
『コレは面白そうだ!』と感じた私は さっそく情報収集を開始しました
「えーと値段が6800円で 対応機種は PC9801・PC8801・FM-7・PC6001・MSX …」
X1turboが無えっ!!!!!
当時の私はSHARPのX1turboという ややマイナーな機種を使っていたので
対応機種に入っていなかったのです!
私が絶望に打ちひしがれたのは言うまでもありません…
それから 長い(?)年月が過ぎました
抜け殻のような生活を送っていた私に 朗報が届きました
なんと『北海道連鎖殺人・オホーツクに消ゆ』がファミコンで発売されるというのです!
私は喜び勇んで 雑誌の記事を読みました
しかし 最初の感想は『なんだ?このヘタな絵は?』というものでした
そこには あの大人っぽくてミステリアスな雰囲気はどこにも感じられませんでした
雑誌LOGINで連載していた『べーしっ君』の絵柄… 私は好きではなかったのです
私はかなりの不安と不満を覚えながらも『ファミコンだから仕方が無いか…』と
自分に言い聞かせて 発売日を待ちました
ついに発売日がやって来ました
さっそく購入した私は パッケージの絵に再び不安を覚えながらも
家路を急いでファミコンの電源を入れました
とりあえずプレイ…
…
…
…
感動したっ!!!!!
グイグイと引き込まれるストーリーに 一気に最後までプレイしてしまいました
しかし 終わった後には疲れよりも爽快感が!
絵がどうこう言っていた自分がはずかしいです
大切なのが中身だと言うのは ゲームも人間も一緒です!
最後の方では あの絵柄がいとおしく思えてきたほどです
ゲームをプレイして これほど心動かされたことは(たぶん)なかったです!
堀井雄二さん ありがとう!!
※記憶が不確かなため 一部フィクションかもしれないことを御了承下さい
前置きが長くなりましたが
北海道連鎖殺人・オホーツクに消ゆ
の紹介です
攻略法ではなく ストーリーを追う形式なので
完全ネタバレという とんでもないことになっています
その点 御承知の上でご覧下さい
対応機種はファミコン版です
なお ゲーム中では登場人物の名前は
平仮名で表記されていますが
それでは読みにくいので 勝手に漢字にしちゃってます
(チャレンジ!!パソコンアドベンチャーゲーム&ロールプレイング 参考)
御了承下さい
それでは ようこそ『オホーツクに消ゆ』の世界へ!